ネパールの歩行者標識は基本全国統一。
でもタライ地方を東西に走るマヘンドラハイウェイの、東に比べ発展の遅い西方面では最近まで、古くて味のある一つ一つ絵柄の異なる手書き標識が残っていました。
極西部マヘンドラナガルへの道を最後に訪れたのは2020年1月。
今年、2年ぶりに通ったところ、かつて見かけた素朴な標識は、ほとんどが全国統一デザインに置き換えられていることに気づきました。
残っていたのは写真のようなわずかなものだけ。
良くも悪くもいろんな変化を体感できるのもネパール陸路移動の醍醐味です。
「素朴な標識が残っているうちに」と思い、2019年、マヘンドラナガルからカトマンズまでの復路、標識を目にするたびに車を止め、写真に残したことがあります。
今思うと、あの時、あんな面倒臭いことをしておいてよかった。
3年前に撮りためた、マヘンドラハイウェイ西部のほっこり手書き標識を動画にまとめているので、よろしければご覧ください。もう見ることはできないものもたくさん登場します。
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